鋼管を門型に溶接された建枠にジャッキベース・筋交・鋼製布板などの部材を組み合わせて、積み上げて構成する架設足場です。枠足場は高層建築などで使用することが前提になるため、資材の強度を高く作成しています。これにより、地上から45mまでの建物が構成できます。（14階建てまたは15階建てに相当します。）

部材の種類が多く、安全性を高くする構想を組み立てることができます。

一定間隔に緊結部を備えた鋼管（鉄パイプ）を建地（支柱）とし、手摺や筋交等を支柱の緊結部にある「くさび」という金具をハンマーで打ち込んで緊結する方法を取る足場のことです。ハンマー1本で簡単に組み立てが出来る特徴があります。中層建築工事用ないし高層建築物の外壁の塗り替えなどに使用されます。コンパクトに結束できるので、輸送コストが下げられる、組立が簡単でほかの足場より約20％作業時間を短縮できます。

橋梁工事やプラント、ビル建築の鉄骨組立て工事、高層ビルの吹き抜けなどの大空間建築のメンテナンスなど、下から足場を組み立てるのが難しい場所における、鉄骨材のボルト締め、溶接作業、鉄筋組立て作業などを行うために設置されます。吊りチェーンやパイプ、金具、作業床などを用いて、上から吊り下げる形で単管足場を設置することが特徴です。

作業者を構造物の作業箇所に近接させて作業させるため作業床が機械駆動方式の駆動部により上昇、下降する足場で、自らの動力を用いずに水平移動するものを指します。構成部材が少なく、荷降ろし・積み込みにかかる時間の大幅な削減につながります。作業効率の向上による人件費の削減にもつながり、積み降ろし用の資材ヤード専有期間も短縮できます。